吃音者への質問
吃音者へ聞きたいことがありましたら、教えてください。
[contact-form to=”kitutukiya@gmail.com” subject=”吃音者への質問”][contact-field label=”お名前もしくはニックネーム” type=”name” required=”1″][contact-field label=”ご年齢、ご職業、性別” type=”textarea”][contact-field label=”ご質問” type=”textarea”][/contact-form]前に見たドラマでは、吃音者の方が歌はスムーズに歌っていたんですけど、実際はどうなんですか?
18歳
女性
歌を歌うときは吃音が出ないですね。そういう吃音者は多いです。リズムをつけて喋る(歌う)というのは言葉が出やすくなるみたいです。
日常生活のどの様なことでバリア(障害)を感じるか?
社会がこうなって欲しいなと思うことはあるか。
31歳
男性
吃音が出た時に笑われたり不思議そうな顔をされたりすることですかね。こういう喋り方もあるんだと理解してもらえる人が多くなると嬉しいです。
どういう対応が嫌ですか?
どういう時にちゃんと聞いてもらえた!って思いますか?
最後まで聞いてもらえずに勝手に推測されると嫌ですね。それで誤解されることも多いので・・・
やっぱりどもりながらも言いたいことを言い終えられたというのが安心できます。
思っていることが言えなく伝わらないのは悔しいし辛いです。やっぱり凹みますね。分からないまま推測されるより聞き直されてきちんと伝わるほうがいいと思います。
伝わらなかった時の心境が知りたい。
また、吃音があることをどの様に伝えようと思いますか?
辛いし落ち込みます。吃音がある自分に嫌な気持ちになります。吃音自体を知らない方も多いので、地道にセミナーやSNSなどで理解を広げていく活動をしています。
どんなことが苦痛なのか
それを取り除く方法(考え方)を持っているか
自分の思ってることが言えない。言えないから別のことで妥協してしまうことです。例えばレストランで注文するときに食べたいものが言えないから言える別のもので我慢してしまうとかそういうことです。
対処方法はメニューの指さし、店員の人に言わせるように言葉を誘導する、名前を別の言い方に変える など人知れず色々工夫しています。
人と話をしていて不快な思いをしたエピソードってありますか??
以前、コンビニで道を聞いたときに笑われてとても不快な思いをしたことがありました。学生のころは吃音を出させるように何回も「名前行ってみろよ」とからかわれたこともありました。言葉が出ないと勝手に推測されて誤解されることもしょっちゅうでした。それを訂正しようにも言葉が出ないのが辛かったです。
どれぐらいの年齢になると自分の吃音を受け入れられるようになるんですか?
人によって違います。何歳になっても吃音を受け入れられず悩んで苦しんでいる人も数多くいます。逆に子どもでも全く気にせず明るいこともあります。そうさせるのは本人の気持ちよりも周囲の理解が大きいように感じます。
どんな夢をもっていますか?
「言葉」を使って人を幸せにする夢をもっています。
話すのが苦手なら書くことでも読むことでも言葉は無限にあります。
物心付いた時から吃音でしたか?途中からの人はキッカケは何ですか?
生まれつきの先天性吃音です。2歳のころに喋り方を心配した両親が病院に連れていき吃音だと診察されました。
途中から吃音になる人は獲得性吃音者と呼ばれています。脳梗塞や脳卒中などの脳の障害、ストレス、頭部への事故などが原因だと言われています。
逆に聞いてもらいたいことはありますか?
そしてあなたの好きなことはなんですか?
僕は意外とおしゃべり好きなんです。でもうまく喋れないので今まであまり積極的になれませんでした。もっとたくさんの人と吃音を気にせずに喋ってみたいです。
一人ひとり違うので、どうしたいか、どれが嫌か話を聞きたい。
笑われる。まねされる。最後まで言わせてもらえず推測される。っていうことですかね。
聞き取れないときは何度も聞き返しても問題ないですか?なかなか何度も聞くのは失礼かな、と感じたり。
聞き取れない時に推測されて最後まで言えない方が傷つきます。聞き取れなかったり分からなかったりした時は「すいません もう一回いいですか?」と聞いてもらえるだけで大丈夫です。
周りから理解を得れなかったり、自己否定に走ってしまったり辛かったんだと思う。
そんな壁にぶつかった時どう乗り越えたのか、乗り越えたことによって今後どうしていきたいと思うのか知りたい
吃音がある自分がたまらなく嫌でした。でもある本を読んで「吃音とうまくつきあっていく」という考え方に変わりました。吃音者は周りに理解してくれる人がいないと不安です。吃音者にもその周りにいる人たちにも理解してもらえるような活動をしていきたいです。